数学1ヶ月目:現実を解析する姿勢を学ぶ

数学とは何をする教科か

数学という教科では、

現実を解析する力
を扱います。

もう少し具体的に言うと、

繰り返すパターンを見る力
です。

人は現実に納得できないと感情が荒れる

多くの人は、人生の中で

  • なんでこんなことになってしまったんだろう
  • どうしてこうなったんだろう
  • こんなはずじゃなかった

という現実に直面することがあります。

現実は人それぞれ

  • お金がない
  • パートナーの問題
  • 自分の見た目が気になる
  • 将来が不安

人によって内容は違いますが、共通しているのは

目の前の現実を受け入れることができない、現実に納得できない

ということです。

なぜ人は現実に納得できないのか

理由はシンプルです。

「なぜ自分にはこの現実なのか?」

理由がわからないからです。

人は理由がわからないことには納得しません。

例えば、

今日から3日間ご飯を食べてはいけません。

と言われたとします。

理由も説明されない。

そうすると人はこう思います。

  • なんで?
  • 今お腹空いてるんだけど
  • なんで食べちゃダメなの?

当然、感情は荒れますし、こっそり盗み食いするかもしれません。

しかし理由がわかると人は納得する

例えばこう言われたとします。

あなたの胃に穴が空いています。
この穴が塞がるまで3日かかります。

この3日間に食べ物を入れると、
胃の穴から食べ物が他の臓器に流れてしまいます。

だから3日間は食べてはいけません。

こう言われたらどうでしょう。

お腹は空く。

でも

納得はできる。

だから

「わかりました。3日間は食べません。」

となる。

感情が暴れるのは理由がわからないとき

つまり人は

理由がわからない

納得できない

感情が暴れる

という状態になる。

逆に言えば

理由がわかる

納得できる

感情と折り合いがつく

ということ。

数学のゴール

数学は6か月間かけて

「目の前の現実に納得すること」をゴールにしています。

そのために

  • 現実を読み解く
  • パターンを見つける
  • なぜこの結果なのかを理解する

これを様々な角度からやっていきます。

人は理由がわからないと納得できません。
納得できないと、感情が暴れます。

感情が暴れたままでは「どんな現実を作っていくか?」の作戦会議ができません。

まず1か月目では

「現実をどう読み解くのか?」ではなく

「現実を読み解く際に大事な姿勢」についてがテーマです。

1か月目の導入|現実は数式の答え

では、1か月目のメイントピックスとして、
現実を解析していく際の大事な姿勢を学んでいきます。

その前に、そもそも現実とは何かというところから考えてみましょう。

「現実って何?」と改めて考えたことがある人は、意外と少ないと思います。

この自己対話の学校では、
現実というものは「答え」であると考えます。

現実というのは、様々な要素が重なった計算結果です。

例えば数学で

10 + 12 + 13 = 35

という式があったとします。

このとき数学では、

「どうして35なの?」
「こんな答えおかしい!」

と怒ることはありません。

まず、35という答えを受け取ります。

そしてそのあとで、

  • 計算は間違っていないか
  • 式は合っているか

ということを確認します。

つまり数学では、

答えを否定するのではなく、式を見る

という態度を取ります。

人生でも同じことが起きています。

今、目の前にある現実というのはすべて、
何かの結果です。

例えば

  • 仕事の状況
  • お金の状態
  • 人間関係
  • パートナーシップ

これらはすべて、
様々な要素が重なって出ている計算結果です。

つまり

現実=答え

です。

しかしここで、多くの人がやってしまうことがあります。

それは、

現実を否認することです。

つまり

  • 現実を認めない
  • 現実を見ない
  • 現実をなかったことにする

という態度です。

そして現実を見ないまま、

  • 不満を言ったり
  • クレームを言ったり
  • 願いだけを見たり

してしまう。

これは、例えるなら
体重計に乗らずにダイエットを始めるようなものです。

今自分が何キロなのか、わかっていない。

あるいは体重計に乗ったけれど、
見たくない数字が出たので

「見なかったことにする」

という状態。

その状態で

「ダイエット頑張ります」

と言っているようなものです。

当然ですが、これでは

スタートラインに立てていません。

現実を変えていくためには、まず

今の現実を知る必要があります。

体重計に乗って、

「今50キロなんだな」

と認識する。

そこから初めて、

「じゃあどうして50キロなのか」

ということを考えることができます。

数学でも同じです。

まず

答えを見る。

つまり

現実を見る。

そのあとで

「この答えは、どんな式から生まれているのか」

を見ていきます。

今回1か月目に紹介する「現実の見方」は「差分」についてです。

本編|期待と現実の「差分」に苦しむ

数学では、答えが出たときに
まずその答えを確認します。

例えば

10 + 12 + 13 = 35

このとき、35という答えそのものに怒ることはありません。

しかし人生では、同じことがよく起きます。

現実が35なのに、頭の中では
「50のはずだった」
と思っている。

すると人は、35という現実に苦しんでいるようでいて、
本当は

50 − 35 = 15

この15という差分に苦しんでいます。

差分 = 期待 − 現実

つまり人は、現実そのものに反応しているのではなく、
自分の期待値と現実値のズレに反応しているのです。

例えば

  • 結婚しているはずだった
  • もっとお金があるはずだった
  • こんな扱いは受けないはずだった
  • もっと順調な人生のはずだった

こうした「はず」が大きいほど、差分も大きくなります。

差分が大きいと、

  • ショック
  • 怒り
  • 悲しみ
  • 不満

も大きくなります。

現実を解析するとは、
現実だけを見ることではありません。

その現実に対して
自分がどんな模範解答を持っていたのか、
そこまで含めて見ることです。

現実が35だったとき、

「どうして35なの!」
と怒るだけでは、解析は始まりません。

必要なのは

  • 現実値はいくつか
  • 自分の期待値はいくつだったか
  • その差分はどこから生まれたのか

を確認することです。

数学1か月目ではまず、
現実そのものではなく、差分に反応している自分
に気づくところから始めます。

2か月目以降では、この「差分」が発生する理由として、どのようなものがあるのか?

読み解き方の種類を紹介していきます。

その最初のステップとして、
今月は

  • 現実を数式として見ること
  • 現実と理想の差分を見ること
  • 感情を一度横に置いて式を見ること

この姿勢を身につけることから始めましょう。

ワーク|差分を書き出す

ここでは、自分の現実を
数学の形で見てみます。

人は現実そのものよりも、
期待していた状態との差分に反応します。

そこでまず、

**自分が思っていた正解(期待値)**と
**実際の現実(現実値)**を分けて書き出します。

STEP1 テーマを1つ選ぶ

次の中から1つ選びます。

  • 仕事
  • お金
  • パートナーシップ
  • 人間関係
  • 見た目
  • 健康

STEP2 期待値を書く

そのテーマについて、

本当はどうなっていると思っていたか

を書きます。

  • 年収500万くらいあると思っていた
  • 結婚していると思っていた
  • もっと仲のいい関係だと思っていた

これは

頭の中の正解

です。

STEP3 現実値を書く

次に

実際の現実

を書きます。

  • 年収250万
  • 正社員ではなく派遣
  • 彼氏はいない

ここでは

良い・悪いの評価は入れません。

ただ

現実のデータ

を書きます。

STEP4 差分を見る

最後に、

期待値 − 現実値

を見た時の自分の反応を確認します。

・差がないので満足

・感情が暴れる

・フラットだが満足ではない

感情をフラットにして、現実の解析ができるようになるのがベスト


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です